【おとななじみ】映画感想(ネタバレあり)・レビュー・評価・あらすじ・動画配信まとめ

映画「おとななじみ」の感想(ネタバレあり)・レビュー・評価・あらすじ・動画配信まとめです。前半パートはネタバレなし、後半パートからネタバレありの構成です。

MEMO

上映日:2023年5月12日
製作国:日本
上映時間:113分
監督:髙橋洋人
脚本:吉田恵里香
出演者:井上瑞稀、久間田琳加、萩原利久、浅川梨奈、二階堂高嗣、etc.

目次

予告動画

あらすじ

青山春と加賀屋楓は、4歳の時から隣に住む“おさななじみ”。

お互い一人暮らしを始めるが、結局今も同じアパートの隣の部屋に住んでいる。

楓は20年間ハルを想い続けているが、ハルは楓の気持ちに全く気付く様子はなく、楓はハルの世話を焼きすぎて最早オカン化してしまっている。

進展しない関係に業を煮やした楓は、同じくおさななじみの伊織と美桜に相談し、ハルをあきらめることを決意。

しかし、決意したものの、ズルズルとハルをあきらめきれない楓に、伊織が大人の男として優しく接する。

急接近する楓と伊織の様子を目の当たりにして、動揺するハル。

鈍感ながらも、自分の本心に気づき始めるが、ハルは楓の亡き母親と交わした約束を純粋がゆえに、頑なに守っていた。

感想(ネタバレあり)

主人公は、20年間ずっと隣に住んでいる幼なじみの楓(久間田琳加)とハル(井上瑞稀)。

楓は、ハルのことが大好きだけど、ハルは女性にだらしなく、全く相手にしていません。

そんな中、ハルに美人でクールな取引先の女性・美桜(浅川梨奈)が急接近!

楓は焦り、ハルに「私と美桜、どっちが好きなの?」と迫りますが、ハルはいつものように適当な態度。

見かねた楓の同僚・伊織(萩原利久)は、楓に協力してハルに嫉妬作戦を仕掛けます。

しかし、この作戦がハルを怒らせてしまい、二人は大喧嘩に。

距離ができてしまった2人でしたが、楓はハルに自分の気持ちを伝えることを決意します。

クライマックスでは、楓がハルに告白するも、ハルは「幼なじみでいたほうが良い」と断ってしまいます。

落ち込む楓に、美桜から「本当にハルが好きなの?」という言葉が。

そこで楓は、自分がハルと一緒にいるのが当たり前だと思っていたことに気づきます。

そして、二人の間で揺れる気持ちに決着をつけるために、楓は自分からハルに距離を置くことを提案します。

そして迎えるラストシーン。

ハルは、楓がいない寂しさから、楓の本当の気持ちに気づきます。

そして、ついにハルが楓に告白!

お互いの気持ちを伝え合い、二人はついに「おとな」のカップルになるのでした。

この映画の最大の魅力は、なんといっても主演のお二人の息の合った演技。

明るくて一生懸命な楓を演じた久間田琳加さん。

ハルに振り回されながらも、まっすぐな気持ちを持ち続ける姿が本当に愛らしかったです。

特に、ハルに告白するシーンでの、涙ながらの演技はグッと心に響きました。

そして、不器用だけど楓のことを一番に想っているハルを演じた井上瑞稀さん。

普段のチャラチャラした態度と、楓を想う真剣な眼差しとのギャップに終始キュンキュンさせられました。

ハルの「お前がいないとダメなんだ」というセリフは、長年の幼なじみだからこそ言える言葉。

二人の関係性の変化が丁寧に描かれているので、感情移入しやすかったですね。

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総評・まとめ

恋に発展しないのはなぜだろう?と思うほど、ずっとそばにいた2人が、様々な出来事を経てようやく「おとな」の恋を実らせる物語は、本当に感動的でした。

ただの恋愛映画ではなく、コメディ要素や、幼なじみならではの温かい絆も描かれていて、見終わった後には心がホッコリ温かくなりました。

原作の世界観を大切にしつつ、実写ならではの魅力が詰まった作品だったと思います。

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